(2)ボンゴさん 〜夏だ、海だ、ボンゴさん〜
実践編 「ボンゴ島へ行こう」
<内容>
 夏の定番のボンゴさん。「ボンゴ島へ行こう!」とみんなでボンゴ島へ向かいます。
 波を楽しみ、海の雰囲気を味わい泳いでいきます。ボンゴさんとの出会いを喜び、島へ行くことに期待をもって活動します。

 集団の流れにのって楽しみ、またそうした集団の渦の力によって集団に入りにくい子も引き込んでいきます。見通しの持ちやすい行き戻りでの動きを基本として、担当チームのキャラクターを活かしていろいろな取り組みをしています。

[その1]登場の仕方
 ボンゴさんはどこからくるの? ・・・ステージの天井から、海から、ターザンロープを使ってなど、展開に応じて多彩の場から登場しました。なじみのできたボンゴさんなので、登場の曲が流れる、ビデオレターが届く、電話がかかってくる等を、きっかけにして「誰からかな?」とより期待を膨らませる演出も心がけました。

[その2]泳ぎ
 行き戻りでの動きだけでなく、手立て(目印)をつくり目標にしながら周回する動きをつくったり、シートの下に障害物を置き乗り越えるなどをしたこともありました。泳いで行く途中で、怖い鮫が登場し、退治したこともありました。また、逆に鮫が仲間になって応援してくれることもありました。

[その3]島での活動
 ボンゴ島に奥さんが待っていて、ボンゴさんと一緒に活動の手助けをし盛り上げました。
 太鼓を使って盆踊りをする夏祭りや、綱引き大会、さらには話を発展させていき物語の続きものとして活動したこともありました。
<準備物>
ブルーシート(フロア分貼り合わせたもの)、ボンゴ島セット(椰子の木、背景画、果物模型、エバーマット)、ボンゴさんセット(腰蓑、ビニールテープ、頭飾り等装飾品)
<係分担>
ボンゴさん(1人)、波・ボンゴ島セット(2人)、シートおさえ(2人)

<流れ>
みんなにプレゼントが届きます。揺らすと海の音が聞こえる箱。空からは果物がふって
                      きました。これは誰からの贈り物かな?

すると、ステージの上にボンゴさんが現れた。ボンゴさんは、ボンゴ島への案内人。
 「みんなでボンゴ島へ行こう!」と誘います。

遠くに見えるあの島がボンゴ島だ。

「さぁ、出発だ!」海へ飛び込み泳いでいこう。
ボンゴさんは、みんなと一緒に泳ぎ、励ましながらリードしてくれます。男の子は上着 
を脱いで裸になっちゃおう。
大きな波がやってきた。逆波に負けず泳いでいくよ。(泳ぎ初めは逆波にし、ある程度 
たどり着いたら追波にする)先生も負けずに泳いで、子どもたちの泳ぎを助けていこう。
溺れそうな子は助けてあげよう。みんなでボンゴ島へ行くんだよ。
やったー!!到着。
ボンゴ島には、おいしい果物がたくさんあるんだ。(果物取りをしてもおもしろい)み
んなで食べようね。おなかがいっぱいになったら、プレゼントの腰みのをつけて踊った
り歌ったり楽しもう。ボンゴさんの持ってる楽器は、ボンゴキーっていうんだよ。


「暗くなる前に帰ろう」と、ボンゴさんが学校まで送ってくれます。行きと同様に泳い
で戻ります。

また会おうね。 波の合間をぬって、ボンゴ島へ帰っていくボンゴさんを見送ります。


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