参考3 課題別の取り組みで大切にしていること
(1)さくらんぼ
 特にじっくりゆっくり関わり取り組んで いく中で、力を発揮していくグループ。人との関係がささえになって、注目したり活動にむかう気持ちがもてるようになる 。
 やってみると楽しい気持ちはあるが、 それを自分から「やって」と相手に要求 するなど気持ちを強く表現したり、伝えることに弱さがある。
 長いスパンでの取り組みの中で、自分の感情や思いを表情に出したり、相手に表現するようになってくる。
あいさつ
  1対1の関わりを楽しむこと
  それを表現する(応じる)こと
◎呼名に表情、動作、発声で応じる
◎目と目を合わせる 
◎1対1の関わりを楽しむ      
手遊び
  1対1の関わりを楽しむこと
  それを表現する(応じる)こと
◎1対1の関わりを楽しむ。関係を深める
 (信頼関係がないと不快でしかない)
◎やってほしいという期待感をもつ
素材遊び・感触遊び
道具あそび  
ゆさぶり

 人との関係が大切
  感覚を伸ばすこと


この3項目は、感覚あそびと考える。
感覚、手や体の機能のつまずきから意欲面でも
つまずき、遊びが狭くなってしまっているから

◎自分から意欲をもって手を差し出してくるような
 働きかけをする
◎常同行動におちいりやすいので、そこに大人が
 入り変化をもたせる工夫をし遊びを拡げる
◎体の緊張もほくしながら精神的にも緊張をとき、
 もっとやってほしいという気持ちになる。運動
 感覚を高める   

体全体をほぐしながら、気持ちもほぐしていく
おはなし
 よく見て注目したり興味をもつ
◎スト−リ−の理解というより視覚的な変化、色、
 音、光などに注目でき興味がもてるようになって
 ほしい。 (動き、楽しい曲、美しいで興味をひか
 せるようにする)
◎何回か繰り返しやっていくうちに、 また見たいと
  いう期待感をもってほしい
見通し
(流れのある遊び・お話遊び・劇遊びなど)

 雰囲気を感じたり、変化に気づく
 場面の区切りに気づく
◎自分の働きかけたことで変化がおこるという
 見通しを持つ
◎音楽を手がかりに次の活動を見通せる
 (曲を聞きぞうさん箱車にのる、脱線列車等)    
みたて・つもり・ごっこ 発達段階として難しい
リズム運動   ◎音楽を聞いて自然に楽しく体を動かす
 (曲を聞き分けて体を動かすのは難 しいので)      
全体を通して みかんグループは「やって」という要求がたくさん
でるが、さくらんぼグループは要求の表現もまだ
少なく、うまくだせない。
◎「やってほしい」という思いをたくさん膨らませて、
 要求としていろいろな手段で出せるようになって
 ほしい。
◎楽しいことを拡げたい。

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