発達課題別グループの特徴
さくらんぼ(4〜9ヶ月) み か ん(1歳前後)
 特にじっくりゆっくり関わり取り組んで いく中で、力を発揮していくグループ。人との関係がささえになって、注目したり活動にむかう気持ちがもてるようになる 。
 やってみると楽しい気持ちはあるが、 それを自分から「やって」と相手に要求 するなど気持ちを強く表現したり、伝えることに弱さがある。
 長いスパンでの取り組みの中で、自分の感情や思いを表情に出したり、相手に表現するようになってくる。
 ふたつの動作の総合的な活動は難しいが、動作面ではやればたいていの事はできる器用さがみられるグループ。
 エルネギッシュで自分のやりたい事が先行してしまいその思いを相手に強く出し続ける子たちと、消極的で相手に要求をなかなか出そうとしない子たちが混在している。
 設定された課題に気持ちを向けるまでに時間がかかる。興味の広がりに弱さがあり楽しいという気持 ちよりやらされている気持ちになりがちで 持続しにくい。
 しかし、1対1でじっくり関わることを頼りに、心の支えをつくることを通して頑張ることができる。   
れ も ん(1歳3ヶ月)  り ん ご(1歳半前後〜)
 楽しいものがどんどん増えていくグルー プ。
 繰り返したキーワード(印象に残る言葉や動作)や体験を通して判断し、設定した世界の中に入り込んで楽しめる。
  自分の思い中心になってしまうことがあるが、ほめられると嬉しい気持ちがあり頑張れる。ストーリーは追えないが、場面ごとの楽しみから期待をもって活動にのぞめる。        
 言葉で期待をもつことができるグループ。
  お話など全体を見通して楽しめる。言葉も含め伝える表現方法は未熟だが、相手とのやりとりが楽しめ、よく考えて答えること ができる。
 仲間とのやりとりも楽しめるようになってくる。
                       

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