[手話] [高齢介護] [宮沢賢治] [菅野美穂] [武田真治]
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平成11年10月16日(土) 午後1:30開場 午後2:00上映開始 草加市立中央公民館ホール 大人1000円(当日1200円) 小人 700円(当日 900円)(高校生まで) 主催 草加市聴覚障害者協会 草加市痴呆症をケアする家族の会 協賛 草加市手話友の会 後援 草加市・草加市社会福祉協議会 草加商工会議所 問い合わせ 森田 TEL 谷沢 FAX |
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ある朝、オフィス街を急ぐサラリーマンやOLの中に武田美栄子(菅野美穂)が期待と不安を抱きつつ新しい職場へと向かう姿があった。 彼女は、道を聞かれても気づかない、聴覚障害者だったのだ。両親の反対を押し切り、健常者の世界へ飛び出した第1日目である。 会社に到着した彼女は、迫ってくる台車を避けようとしない。その行動を不思議に思いながらも、冷たい対応をする野辺博文(武田真治)である。同じ部署に配属された美栄子。事情を知り心を痛める博文……。 何事にもスピードを優先する世界。頑張れば頑張るほど孤独なやりきれなさに襲われる。先輩の聡子はそんな美栄子をそっと見守る一人であった。 博文のピンチを救った事で明るさを取り戻していく。「おはよう」と手話であいさつをかわす博文に急速に親しみをいだくのであった。 電車の事故にあい書類を届ける事が出来なかった美栄子は退職を考える。 自宅に迎えにくる博文に戸惑う美栄子。なぜとの問いに「君が好きだから」と伝える博文。同僚の暖かい支えの中で愛を育てていく二人だが、ハードルがまっている。 結婚を決意した二人に、博文の両親は心よい返事をしない。美栄子は両親がいつくしんで育ててくれた昔を想いおこすのだ。 結婚式をむかえた。博文の母が手話で「幸せになるのよ!」と贈ってくれたドレスが教会の窓から射し込む光にキラキラと輝くのであった―――。 |
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テレビ朝日・MMJ製作「君の手がささやいている」はテレビ放映時に大反響を呼びました。 ヒロイン・美栄子と青年・博文のラブロマンス。二人の言葉を超えた心の交流・勇気・優しさにあふれた物語は見る人々に多くの感動と、弱者に対して思いやる心をはぐくむ上で役立つ作品となるでしょう。 武田真治・菅野美穂は共に、数々のヒット作で大活躍。人気・実力共に若手ナンバーワン。両者の愛の行く末に胸を高鳴らせると同時に、二人の未来に心地良い拍手を贈る事でしょう。二人は手話に初挑戦。 上映活動の拡がりは手話が日常生活に定着する上で役立つ事でしょう。 映画化に当たり全編字幕版にしました。単行本シリーズで総部数300万部を超える原作は、子どもから中・高校生に絶大な支持を得ています。 原作・軽部潤子は同作品で’94年講談社漫画賞を受賞。ろう学校の教師を主人公とした「ケイ先生の通信簿」なども描いています。 手話を学ぶきっかけは、ある戦争体験を話すテレビ番組で聴覚障害をもつ方が空襲体験を手話でおこない、だれよりも迫るものを感じたからと述べています。 |
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岡田惠和はテレビドラマ「南くんの恋人」「イグアナの娘」などの話題作を手掛けています。 | |
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新城毅彦は「ふたり」「東京大学物語」などを手掛け「イグアナの娘」では今回の作品同様脚本家とコンビを組んでいます。 | |
同作品はテレビジョンATP賞’98優秀賞グランプリ受賞作品です。 | |
市民による映画鑑賞会 |