(1)バルーンあそび 〜空とぶバルーン〜
実践編 「バルーンちゃんと遊ぼう」
<内容>
 バルーン人形を追いかけたり、洋服にみたてたバルーンを使って遊びます。
 「あっ、今度はあそこだ!」と集団の流れにのって楽しみます。また、そうした集団の渦の力によって集団に入りにくい子も引き込みます。バルーン人形に注目し、思わず出ていく子がいれば嬉しいです。それをおさえないで楽しんでほしいです。

 流れは、回を追うごとに子どもの様子によって少しずつ増やしていきました。
 バルーンの上を歩くような時は、子どもの活動の流れを止めないような遊びの流れの組み立ての工夫が必要です。
 最終回では、ドームを作った時に歌を歌うなどし、じっくりと不思議な空間を味わい、バルーンちゃんとの別れを名残り惜しむ内容も取り入れました。
<準備物>
バルーン人形セット(バルーン・人形・ロープ・持ち手の輪)
パネル(バルーンちゃんを隠すため)
<係分担>
バルーン人形(2人:バルーン遊びの時は体制へ)
バルーン声(1人:子どもと動きながら)
バルーン(5〜6人)

<流れ>
バルーン人形が登場します。曲に合わせて動き、「一緒に遊ぼう」と子どもたちを誘います。

「こっちだよー」の声にみんなで動き、逃げるバルーンちゃんを追いかけて(前後の動きになる)、追いかけっこの始まりです。先生たちも一緒に追いかけて、活動を盛り上げます。
   
「ぼくの洋服(バルーン)で遊ぼうよ」と、バルーンちゃんが降りてきます。バルーンはバルーン係の先生が中心に持ち、残りの先生は子どもと一緒にバルーンの中に入りま
す。(持ちたい子は一緒に持って活動します。)
 バルーンは上下に動かします。風を起こしながら、バルーンが上からせまってきたり、遠ざかっていくことを楽しみます。タイミングをみてドームを作り、全員で中に入ります。潰れるまで待ったり、様子を見て、またバフバフさせる等を繰り返して遊びます。

その後「こっちだよ」と、バルーンが移動します。(進行方向の先生がバルーンをもって走り、他の先生は一度手を離しその後子どもの動きに合わせてバルーンにつく。子どもたちが中に入りやすいように入口をあげておくとよい。)みんなでバルーンを追い、また中に入り、バフバフ遊びにつなげます。
 バフバフさせているバルーンの上を歩くのもおもしろいです。

終わりは、バルーンを人形にセットし直し、バルーン人形となり「楽しかったよ、さよ
 うなら」「また遊ぼう」と退場します。  


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