写真展でのメッセージ



写真展開催中、メッセージノートに書き込んでいただいたものです。



「自然と動物のおりなすピーンと澄みきった情景を見て感動しました。」津田志保子さん
「どうしても、動くんじゃないかと思ってキツネの写真に手を出してしまいました。」中野琴美さん
「何度見ても見るたびに再発見するものがあります。自然ってすばらしいですね。」日高有為さん
「こんなに心暖まる時を過ごすことができ今日はいい一日となりました。」加藤典子さん
「ひまわりをバックにキタキツネも写っている写真がホーッと温かく好きです。」石井倫子さん
「タンチョウの白さ、空の青さ、びっくりしてしまいました。」高畑玲子さん
「冬の北海道に行きたくなりました。」佐藤由美さん
「是非、自分の目で見てみたいと思いました。」佐賀文枝さん
「オレンジ色の朝陽や雪の白に染まるピンクブルーのような空の中にいるのがお気に入りです。」永易明子さん
「見たことのないタンチョウを身近に感じられるひとときでした。ぜひ、本物を見てみたい!!。」山崎正晴さん


会場でお会いできなかったのですが、我孫子市から来ていただいた郡司さんは、
自分のホームページ「青い空は」の中のつれづれ日記に写真展来場のことを書いていただきました。
許可をいただいて、全文を転載させてもらいました。


サルルン・カムイ−葦原にすむ神様(98.11.13)

写真の前にくぎづけになった。よく考えればあたり前なことなのに,新鮮なオドロキがあった。秋の早朝,朝陽を浴びて鳴き交わす2羽のタンチョウの“白い息”が写っていた。凍てつきそうな空気の中,2羽のタンチョウは「おはよう」とあいさつしているのだろうか。はく息の白さがタンチョウのぬくもりを感じさせる。(写真21)水しぶきということばがあるが,これはまさに「雪しぶき」だ。タンチョウの足が動くたびに,はねあがる飛沫が美しい。(写真31)そして,この写真を見ていたら,涙がにじんできた。それは,親子の写真だった。まぶしいほどの陽光を浴びて,ヒナと親鳥が写っている。親鳥はヒナの背後で,見守るように立っていた。ヒナは近い将来別れが訪れることなど,つゆ知らず無垢な姿で立っていた。この瞬間が長く続かないから,よけいに感動するのかもしれない。(写真30)中島さんはどんな気持ちでシャッターをおろしたのだろう。

今日は,県民の日で学校は休み。かねてから行きたいと思っていた中島さんの写真展を見に行った。乗換案内で行き方をよーくチェックして。ぎゃらりー&喫茶には開店5分前に着いてしまった。苦手の犬が入り口をふさいでいる。運良く電気メーター点検のおばさんが,「犬がいてメーターを見ることができません。」と叫んでくれたので,助かった。10時ちょっとすぎにギャラリーに入った。クラシック音楽が流れ,中島さんの写真を1枚1枚眺めていった。美味しい珈琲を飲みながら,1時間ほどくつろいだ。インターネット上の写真もいいが,本物の写真はきらめきがちがう。釧路湿原で実際にこのタンチョウを目にした中島さんがうらやましくなった。「サルルン・カムイ」昔,アイヌ民族の人たちは,タンチョウをこう呼んでいたという。写真展に行って,タンチョウ自体もそうだが,タンチョウが生息する湿原自体の保護も大切なことがわかった。何をしていいのかはわからないけれど。中島さん,ありがとう。

郡司宏一氏 「つれづれ日記」より

郡司さん、こちらこそありがとう!! です。
私の写真を見ていただき、そして、いろいろな思いを 書いていただき、大変うれしく思っています。


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Last Update 2006/03/24 Nakajima's Photo Gallery

Author:Hiroshi Nakajima
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