タンチョウGALLERY

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No.36 No.37 No.38 No.39 No.40
初春に 喜びの声 澄み渡る じっと耐え 寄り添う二羽に 雪やまず 白き湿原(はら) 鳴き合い響き 冴返る 雪代の 溢れる湿原(はら)に 何想う 爽やかな 風吹き渡る 立夏かな

No.41 No.42 No.43 No.44 No.45
万緑の中や親子の姿見え 小葭切(コヨシキリ)鳴いて水辺の天国や 秋立つや水面にまじる風の音 さざなみをわずかに水の澄みにけり 木の実でも拾い集めか家族して

No.46 No.47 No.48 No.49 No.50
深秋に色極まりし野はしづか 吐く息も紅く染めたる枯野かな 初春や日差しをあびて雪きらり 流れゆく水ゆるやかに春浅し 春いずこ北の大地に鶴の舞

No.51 No.52 No.53 No.54 No.55
残る雪影を重ねる白き湿原(はら) うららかな日差しの湿原(はら)に風わたる さやさやと水面を渡る若葉風 涼風に命はかなく吹かれ去る ハマナスの小さき花や淵の色

No.56 No.57 No.58 No.59 No.60
日に透きて草の中なる虫の声 秋晴れの水のほとりに風渡る 立冬の陽に照らさるる鶴の群れ 短日や次第に暮るる山の影 鳴き合いのとみに春めく北大地

No.61 No.62 No.63 No.64 No.65
薫風や色青みゆく水の上 親の愛一心に集め秋に入る 水澄めり影を並べて明日へ生く 秋深しつかの間鳴いて野はしづか 秋深し影を並べて声透る

No.66 No.67 No.68 No.69 No.70
白い息生きる証(あかし)の寒さかな 初夢に見し踊り子の鶴の舞 日向ぼこ夢見ているのか一人して きさらぎや水ゆるやかに流れゆく 雪しろの溢るるごとく君想う

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Last Update 2006/03/24 Nakajima's Photo Gallery

Author:Hiroshi Nakajima
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