（３）りんごグループ　　実践編
ブレーメンへ行こう
＜設定＞ 　みんなで力をあわせるお話を活動にしました。ある程度のイメージがもてるので、ペープサートでの大まかな動きでも楽しめる子どもたちです。 泥棒から直接的な働きかけを受ける場面ではない場面でも、泥棒の動きを見て、その状況を自分でつかみ楽しんで活動してほしいです。 また、お話の中での自分の役割がわかって活動してほしいと思っています。 ＜準備物＞ 　人形舞台、ペープサートセット、音楽、家の設定、泥棒セット、食卓セット ＜内容＞ お話の始まりです（ペープサート） 　森の広場にイヌ、ネコ、ヤギ、ブタ、ネズミ、ニワトリが集まりました。 　イヌ君が先頭をきって「音楽の上手な人は一緒にブレーメンへ行こう」と誘いました。 　それぞれの動物達がみんなの前に出て、腕前を発表します。 　　　　♪「ブレーメンへ行こう　ブレーメンの町へ 　　　　　　歌をうたいながら　楽しく暮らそう」 　　　♪「ワンワンワン・・・」 　ねこさんは「ニャンニャン」と歌いながらタンバリンを叩きました。 　「じょうずじょうず」　　「君なら一緒にブレーメンに行けるよ」 　続々とブレーメンに行く仲間が集まり、いざ出発！ 　しばらく歩き、お腹がすいた頃にみんなが見つけたのは【どろぼうの家】でした。 　家の窓からは、おいしそうなごちそうが見えます。動物達は相談し、みんなの力でどろぼうをやっつけてご馳走を食べることにしました。 　 　動物達が怪獣の顔のついた大きなビニール袋をかぶり、 　　　　　　「ニャンニャン」　　　「ブーブー」　　　　　　「ワンワン」 　　　　　　「 メーメー」　　　　　「チューチュー」　　　　「コケコッコー」 と叫びながら家の中に飛び込み、どろぼうをやっつけました。 　どろぼうはこんなに大きな怪獣を見たことがなかったので、驚いて逃げていきました。 　動物達はおなかいっぱいごちそうを食べ、その後はこの家で歌をうたって楽しく暮らすことにしました。 劇遊びの始まりです 　ａ役を決めよう 　　お話に登場した動物。やりたい役はどれかな？希望が重なったときには 　　話し合いで決めようね。 　 　ｂ歌をきかせて 　　「歌の上手な人はいないかい？」「みんなでブレーメンへ行こう」と誘われて、 　　一匹ずつ舞台にあがって歌うことにしました。 　　順番のプログラムはみんなでつくります。自分の名前を書き入れてね。 　ｃ演奏会を始めよう 　　プログラム通りに一匹ずつ出てきて、歌と楽器の演奏の発表です。 　　みんなの前で頑張れるかな。聞いている子は、応援してね。 　ｄさぁ、出発だ 　　みんなとっても上手だね。これなら大丈夫。みんなで行こう！ 　　歌いながら歩いていくと、家を見つけました。【どろぼうのいえ】と書いてあります。 　　中の様子をそーっとドアからのぞいてみよう・・・どろぼうがおいしそうなご馳走を 　　食べているよ。 　ｅおいしそうだな 　　なんとかあのご馳走を手に入れたいね。みんなは怪獣になって、泥棒を 　　追い出すことにしました。みんなが入る怪獣はビニールでできています。 　　中からも外の様子が見えるようになっているのです。泥棒が大慌てで 　　でていく様子をみて、動物達は喜びました。 　ｆパーティをはじめよう 　　こうして泥棒が残したご馳走を、みんなはお腹いっぱい食べました。 お絵描きしよう 　　自由に描くことも楽しいですが、なかなか表現することが難しい子もいます。 　　そこで、自由画に加え、挿絵を入れることでよりイメージをもちながら、 　　心の中にあるものを引き出すために描くことにも取り組みます。 　　　　ａ自分が演じた役を思い出し、その動物があらかじめ描かれた台紙を選ぼう。 　　　　　目、鼻、口、使った楽器を描き入れて、舞台で歌っている絵の完成です。 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　ｂテーブルがあるよ。テーブルの上には何があったかな。 　　　　　おいしいご馳走を描いてみよう 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　ｃ食べているのは誰かな。動物達や泥棒など、 　　　　　場面に合わせて描いてみよう 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　ｅお話を思い出して自由に描いてみよう 発表しよう 　　自分の描いた絵の発表です。何をしているところかな？お話してみよう
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