課題別の取り組みで大切にしていること
(3)れ も ん(1歳3ヶ月)
 楽しいものがどんどん増えていくグルー プ。
 繰り返したキーワード(印象に残る言葉や動作)や体験を通して判断し、設定した世界の中に入り込んで楽しめる。
  自分の思い中心になってしまうことがあるが、ほめられると嬉しい気持ちがあり頑張れる。ストーリーは追えないが、場面ごとの楽しみから期待をもって活動にのぞめる。
あいさつ
  ことば獲得の手前
  自分が主人公になる喜びを
               感じること
   


◎友だち対自分という意識を持ってほ しい
◎一人一人が主人公になれる活動(みんなの前に
 立てる、注目されているという意識を大切にしたい) ◎楽しい雰囲気をつくる、授業へ向かう意欲をもって
 ほしい
ことばの手前の発声
喜びの感情
ほめられて嬉しい
                       
手遊び  (手遊びは好きではあるが、課題にはしない)
素材遊び・感触遊び
道具あそび 
 手の操作性を拡げること
 イメージをもって表現する
          手段へ向かうこと   

◎変化を楽しむ。楽しみながら次への力を引きだす
◎「イメ−ジ」を引き出す段階の活動。
 ここを大切にしたい
「感触」遊びと「イメ−ジ」を持った表現の境目
「お話」やお話あそび」などの活動とつなげるように
 工夫して設定していきたい
「調理」はイメ−ジを持ちやすい

「道具」を使える
  やってみたいと思うような設定が大切
 お話やお話遊びなどの活動とつなげるように  

ゆさぶり
  心をゆさぶる取り組みから、
     ことば・サインへつなげる

◎具体物としてのキャラクターや音楽などの演出を
  使うことで、心にせまっている。心をゆさぶって、
  意欲、期待をジェスチャーで表現し、言葉を出す
  きっかけにしている

おはなし
 具体物を頼りにイメージする
             力をつける
 次の場面を見通す

◎イメ−ジをもって見てほしい。楽しんでほしい
◎見通しをもって見てほしい
効果的な要素は
     ◎音楽の力〜魅力的なリズム
      ◎場面展開の分かり易さ〜繰り返し
     ◎集中しやすい演出〜照明、暗幕の利用
      ◎キャラクター
        
EX◎登場人物が動く、パネルシアターや
      人形劇はわかりやすい
見通し
(流れのある遊び・お話遊び・劇遊びなど)
 具体物を頼りにイメージする
              力をつける
  きっけかになることばの導入

◎場面場面で理解していく
  (短い見通しはあるがスト−リ−(物語)全体を
  とらえることは難しい)
◎イメ−ジを持ち、見通しを持ちながら活動を
  楽しんでほしい

 
みたて・つもり・ごっこ
 お話の中に自分が入れる

◎「つもり」はお話しの中に入って楽しめる
  ぐらいをねらっている(おはなしを基にした遊び)

リズム運動  
◎イメージを育てるような模倣活動を含む
◎感情表現の場(気持ちを開放してほ しい)
◎音楽を楽しむ
◎体を動かしてほしい

     
全体を通して 楽しいことが力を拡げる原動力になっている。

◎活動を通して、ことば(キーワード)につなげる

       さくらんぼ     みかん     りんご        目次